眼瞼下垂症例

70代男性 眼瞼下垂症の手術症例です。

まぶたの垂れ下がりと、視界が悪くなることにより前頭筋を使用し開眼していたため、おでこのしわが深くなっていました。

1枚目の写真は手術前、手術2か月後、手術半年後です。

両側眼瞼下垂症手術と顔の皮膚腫瘍(いぼ)を切除する手術を行いました。

抜糸後より、Fジェルを創部を含めたお顔全体に塗布しました。
Fジェルはパルミチン酸レチノール配合の美容液です。
ターンオーバーを正常化し、肌細胞が何度も生まれ変わることによって傷痕が目立たなくなります。
また、抗酸化力の高いフラーレンが色素沈着を予防します。

ナールスゲンは表皮細胞や繊維芽細胞を活性化させます。
傷痕だけではなくお顔全体の広い範囲に塗ることで、細胞遊走や増殖を促進し、傷ついた創部に細胞が集まり組織を修復します。

1本50g 6,600円
全顔で1回使用量パール粒1個
約2か月で使い切る量が目安です

手術2か月後
まぶたがすっきりとしました。
傷痕はきれいになっていますが赤みがあります。
手術により開眼しやすくなったため、おでこのしわが浅くなりました。
この患者様は手術前の前頭筋を使用して開眼する癖が残っており、開眼時眉が上がります。
おでこのしわも閉眼時より開眼時の方が深くなります。

手術6カ月後
皮膚腫瘍の傷痕はきれいになりましたが、眼瞼下垂の傷痕は少し赤みが残ります。
前頭筋を使用する癖が残る人は傷がつっぱりやすく、赤みが引くのに時間がかかることが多いです。

当クリニックでは傷痕を目立たなくすること、傷痕のない治療を心がけています。