自己導尿
自己導尿とは
何らかの原因で尿がうまく出せない状態(排尿障害)がある場合、
自己導尿という方法で尿を体外に出す治療を行うことがあります。
自己導尿とは、専用のカテーテル(細い管)を患者さんご自身で尿道から膀胱まで挿入し、
定期的に尿を排出する方法です。
カテーテルには
・使い捨て(ディスポーザブル)タイプ
・繰り返し使用できるタイプ
があり、症状や生活環境に応じて選択します。
導尿の回数も、状態に合わせて1日の回数を決めていきます。
「痛みはあるのかな?」「自分にできるだろうか?」と
不安に思われる方も少なくありません。
当院では、患者さん一人ひとりの生活習慣や環境を考慮し、
その方に合った道具の選択から、実際の手技まで
ゆっくりと丁寧に説明し、実際に一緒に行いながら
ご自身で安全に導尿できるようになるまでサポートしています。
ご本人での実施が難しい場合には、
ご家族の方に方法をお伝えし、実施していただくことも可能です。
排尿に関する不安やお困りごとがありましたら、
どうぞお気軽にご相談ください。
